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ニキビ治療には、抗生剤内服、外用、ディフェリンやケミカルピーリングなど、様々な選択があります。
意外に思われる方もいらっしゃると思いますが漢方薬も様々な生薬を組み合わせで、ニキビに効力を発揮します。

漢方薬は緩やかにではありますが、体質を改善しながら、ニキビになりにくくしたり、ニキビ跡にも効果があるとされています。

急性期のニキビ治療の王道、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は化膿性皮膚疾患の初期に効力を発揮します。化膿・腫脹を伴う隆起性の炎症がみられるときに、よい適応となります。
また、十味敗毒湯はニキビだけでなく、抗酸化作用が強いとされ、アンチエイジング効果もあると注目されています。

炎症所見が特に強く、皮膚が乾燥傾向の方には、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

口周り、顎を中心にあるニキビには、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)。

月経時悪化があり、ニキビが暗赤色~紫。くすみが強い方には、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

発赤、痒みが強いタイプには黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

また便秘があることにより、ニキビが悪化している方には、麻子仁丸(ましにんがん)潤腸湯(じゅんちょうとう)、代謝も落ちている方には、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)をお出しすることもあります。

漢方薬は上述の通りニキビのパターンだけに合わせて、お出しするわけではなく、その方の体質なども加味しますので一概には言えませんが、患者様の状態によって様々な使い分けを行っています。
漢方薬は緩やかに大きな改善を目指す処方ですので処方後、経過をみながら調節していきます。

また、体質が変わってくると、合う漢方薬も変わってくるので、その都度変更が必要です。
漢方薬治療にご興味をお持ちの患者様が増えてきているように感じます。
ニキビにお悩みの方は是非一度ご相談ください。

東京 中野区 中野新橋駅 徒歩0分
皮膚科 美容皮膚科 コスモメディカルクリニック

院長 木原綾子