biyou_shimi

元来、「しみ」というものは、色白で健康な方ならば年齢と共に発生する人間の生体防御反応のような物なのです。一つ一つの細胞の中のDNAを紫外線の影響から守るために、メラニンという黒い物質をつくって一生懸命守ろうとする。部位によって薄い部位や、光のような物理的刺激、化粧品のような化学的刺激を受け易い部位があります。それこそが、「しみ」なのです。

ちょうどそれは女性の方が夏の日差しの強い日に黒い日傘をさすような。それが生体内で行われるものが「しみ」にあたります。私は来院した患者さんにまず説明をするときは「しみ」の治療をする前に、「しみ」のできるのは健康なお肌なのですよと説明します。

そして「しみ」の治療を考えるとき、「例えばあなたが黒い日傘を閉じるときは、炎天下にいるのですが、まず炎天下の場所を離れてから日傘を閉じるはずです。そういった普段のホームケアがなければ色をとると余計にお肌の負担になります」と説明して治療を行います。

現在「しみ」の治療としては(レーザー治療・光治療・外用治療)の3種類があります。現在は光治療が最も人気のある治療になりました。ダウンタイム(お化粧ができない時間)なく、しみを少しずつ薄くすることができます。

レーザー治療に関しては、効果が高いものの、傷の管理に1週間程度かかり、痛みに対する恐怖心のある方が多いようです。

外用療法に関しては、若い方のしみにはゆっくりながら効果はありますが、年齢によってはしみの表層が固くなり、吸収できにくくなり効果はでにくいのが一般的です。

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カテゴリー: 院長コラム

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