医療機関でのニキビ治療に新しい選択が増えました。
過酸化ベンゾイルゲル、ベピオゲルについてお話しします。
過酸化ベンゾイルとは、抗菌作用と、角質剥離作用をもつニキビ治療の薬で、海外では50年以上前から、治療のスタンダード[第一選択]とされてきた薬です。
多くの皮膚科医からの要請により、今年の4/1から、日本でも健康保険に適応、医療機関で処方できるようになりました。
現在のところ、国内外においても耐性菌の報告は一例もなく、強い抗菌作用と、角質剥離作用(ピーリング作用)を有する薬です。
副作用として、ピーリング作用を有するディフェリンゲルと同様に、赤剥けなどの報告はありますが、ディフェリンよりも症状はマイルドで、今まで耐性菌のため、薬が効かなかった人や、ディフェリンの副作用のため、お薬を使えなかった人には、朗報となるでしょう。
残念ながら、日本のニキビ治療は海外と比較し、遅れているといわれています。
海外ではスタンダードなニキビ治療の治療薬です。
当院では、漢方併用によるニキビ治療にも力を入れています。
ニキビに悩んでいる方は是非一度ご相談ください。
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皮膚科 中野新橋駅前皮フ科